2026/05/13 20:04
愛犬・愛猫の健康管理、食事や水分補給には気をつけていても、意外と見落としがちなのが「運動と尿の状態」の関係です。
運動不足だと太る、というのはイメージしやすいですが、実は尿のpH値(酸性・アルカリ性の度合い)にも大きな影響を与え、放っておくと結石などのリスクを高めてしまうかもしれません。
犬や猫にとって、理想的な尿pHは「弱酸性(6.0〜6.5付近)」と言われています。運動によって体が活性化されるとエネルギー代謝の過程で酸性物質が作られ、尿pHのバランスを整える手助けをします。
また、じっとしている時間が長いと、喉が乾かず飲水量が減り排尿の回数も少なくなります。膀胱に尿が長く溜まると、細菌が繁殖しやすくなり、その影響で尿がアルカリ化することがあります。
これが運動不足がアルカリ尿を引き起こすに要因です。
尿がアルカリ性に偏った状態(pH7.0以上など)が続くと、尿中のミネラル成分が結晶化し、「ストルバイト結石」ができやすい環境になってしまいます。
運動不足 ➡ 飲水量が減る ➡ 尿が濃くなり、回数が減る ➡ 尿pHが上昇 ➡ 結石リスクUP
このように負のスパイラルに陥らないためには、犬のお散歩、ネコの上下運動を加えた遊びが重要です。
動けば喉が乾きます。新鮮な水をたくさん飲むことで尿が希釈される上、膀胱内の細菌や結晶の予備軍がスムーズに体外へ排出されます。
さらに、ストレスは犬猫の泌尿器トラブル(特に猫の特発性膀胱炎)の大きな原因。運動によるストレス解消は、間接的に尿の健康を守ります。
