2019/06/17 13:37

愛犬・愛猫の多く見られるものとして、頻尿、排尿痛、排尿困難、トイレの周辺をウロウロするなどの異常に気付き急いで動物病院にかけこんだことと思います。

動物病院では、エコーやレントゲンで腎臓、膀胱、尿道などを調べ、結石の影が見つからなければ膀胱炎と診断されるのが通常です。

膀胱炎ならば細菌感染が原因だから、抗生物質が確実に効いて、3~5日以内に完治します。

ところが、治らない。抗生物質が効かず1ヵ月経っても血尿が続く症例が少なくありません。

それはもしかしたら、膀胱や尿道内で細菌が繁殖したことで尿がアルカリ性になったのではなく、別の原因で尿がアルカリ性になり、その状態が長引いたまま尿pHが低下しない。その結果、膀胱炎のような症状が現れるのではないだろうか。

愛犬・愛猫の生活について思い当たることはないでしょうか。

①運動不足

②野菜・果物・乳製品など尿をアルカリ性にする食品を多く食べさせている

③電気毛布、ホットカーペットなどの上で長時間電磁波を浴びている

これらの生活環境は尿がアルカリ性になったまま長時間、膀胱に停滞しがちです。