2019/06/13 09:59
〈No.4〉 アメリカンショ-トヘア♂16歳
「我が家の源源は、もうすぐ16歳になるオスネコです。 2年前に食欲不振で受診し、「心不全」「腎不全」がわかりました。 以来、心臓の負担を軽くする「血管拡張剤」と尿毒症性代謝産物を取る「活性炭」を飲ませてきました。
昨夏から血尿(麦茶程度の色)が見られるようになり、もともと尿路結石の既往症があったため、酵母菌の錠剤も飲ませることになりました。
人間の場合でもビールは結石を溶かすと言われますが、酵母菌の錠剤は、ビールを絞った後に残った酵母から作るそうです。
源源は病院の先生から、『ビール、飲め』なんて言われていましたが、猫ですものね・・・。
ところが、2月に血尿の症状がひどくなり、尿路結石の悪化が懸念されたため、獣医さんから食事制限を提案されたのですが、心臓病のためすでに食欲が不安定であったため、食事制限による食欲低下は致命的と思い、中島先生のPHスティックを購入させていただきました。
病院での尿検査も受けつつ、食べものの尿への影響を自宅でも毎日調べ、処方食(サイエンスC/Dドライ)をベースに、ゆでササミやネコ巻を与えても、PHが5.4~6で安定していることを確認できましたので、「処方食のみ」のような厳しい食事制限は解除されました 血尿の方は、今は小康状態です。
食事管理と同時に、薬局で勧められて飲ませはじめた「クロレラ」と「スクアラン」も効果を上げているのかもしれません。
耳が悪くなり、奥歯が抜け、尻尾もピンと上がらなくなったお年寄りネコですが、毎日好きな食べ物を食べ、よく甘え、たっぷり眠って、のんびりとした毎日を過ごしています。
若い頃は、呼ばれればどんな時でも走って来ていましたが、今では耳が遠いせいで、とんでもない大声で飼い主を呼びたてます。(^^)
聞こえないのは不自由な様でもありますが、物音に驚かないので、心臓には良いようです。
ものは考えようですね。
体調の変化にはハラハラさせられますが、源源との「おまけの時間」を大切にして生活しています。長寿のねこが増え、老ネコの介護をされている方も多いと思います。
お互い、愛猫の寄せてくれる信頼に応えて頑張りましょうね。」